2009年07月07日

P・F・ドラッカー「ネクスト・ソサエティ」4


ネクスト・ソサエティ」
  歴史が見たことのない未来がはじまる
P・F・ドラッカー著
上田惇生訳





本書からの氣づき・学びをシェアしたいと思います。

「第V部 ビジネスチャンス
「第1章 企業家とイノベーション」より
・企業家精神ナンバーワンの国
 一位はまちがいなく韓国である。二位は台湾。
・ベンチャーが陥る、企業家精神の四つのわな
 第一のわな:成功の拒否
 第二のわな:利益志向
 第三のわな:マネジメントチームの欠如
 第四のわな:自らの役割の喪失
・大企業の場合は、カイゼン、展開、イノベーションのすべてを同時に行なっていかなければならない。

「第2章 人こそビジネスの源泉」より
・二つの成長産業―人材派遣業と雇用業務代行業
・あらゆる組織にとって、働き手の心身の健康と幸福に気を配ることが格段に重要になっている。
・知識を基盤とする知識組織では、システムそのものの生産性を左右するものが、知識労働者一人ひとりの生産性である。
・知識労働者は(労働力ではなく)資本である。

「第3章 金融サービス業の危機とチャンス」より
・今日、金融サービス業には三つの道しかない。
 もっともやさしくもっとも選ばれる可能性の大きな道が、これまでうまくいってきたものを続けることである。もちろん、それは衰退への道である。
 第二の道は、イノベーションを行なう他の産業からの新規参入者、シュンペーターのいわゆる創造的破壊者にとって代わられることである。
 もちろん第三の道もないわけではない。それは、今日の金融サービス業自らがイノベーションを行ない、自らに対する創造的破壊者になることである。

「第4章 資本主義を越えて」より
・経営陣が大金を懐に入れつつ大量のレイオフを行なうことは、社会的にも道義的にも許されない。そのような行為が一般社員にもたらす憤りとしらけは、必ず高いつけとなって返ってくる。
 人間として生きるということの意味は、資本主義の金銭的な計算では表せない。金銭などという近視眼的な考えが、生活と人生の全局面を支配することがあってはならない。
中国はどうなるか?
 今後十年内に中国も大きく変わる。
 社会不安を起こすことなく、非効率的な国有企業を再生させることが、これからの中国にとって最大の難関である。
・中国がとりうる道のうち、いろいろな意味でもっとも現実的な道は、いくつかの分野に資源を集中し、業績をあげる企業を育て、外国資本を惹きつけるというものである。いま上海がとっている道であり、うまくいっている道である。
・二十一世紀の最大の不安定化要因は何か?
 何といっても人口構造の変化である。ただし、先進国における最大の問題は高齢化ではない。少子化のほうである。

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社会・世の中はつねに変化し続けており、今後も変化は続いていく。そのことだけは間違ないでしょう。
起きた事象に対してどの様に認識し対応していくかは大事なことですが、同様に、自身の目で事実をよく見て、今後起こるべき変化に向けて予測・準備することも大事なことだと感じます。

ご精読ありがとうございます。
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2009年07月06日

大前研一、齋藤顯一「実戦!問題解決法」2


「実戦!問題解決法」
大前研一、齋藤顯一著





前回に引き続き、「ロジカル・シンキング(論理思考)」「問題解決法」に関する学びをシェアしたいと思います。

第2部
「第1章 問題解決とは何か」
・「問題解決」が目指すものは、問題の根本原因(本質的問題)を探し出し、それを正す方法をいくつか考え出すことである。だから、この本質的問題が発見できれば、問題解決の60%は達成できたと考えられる。しかし、本質的問題の発見は容易ではない。
・問題解決者になるための5つのステップ
 1 問題解決の基本を理解する
 2 取り巻く環境を理解する
 3 効果的な情報収集法を学ぶ
 4 データをチャート化する
 5 フレームワークを使いこなす
・問題解決はプロセス(流れ)で行う。目標を理解する、問題を発見する(情報を集める、分析する、整理・統合する)、問題を解決する施策を立案する、実行し活動をモニターする
・問題を発見するうえで、3つの大きなチャレンジがある
・必要な情報の見極めと収集、その意味を理解するための分析、そして意味合いの抽出

-----------------------------------------------

問題解決=チャンスの創出 と捉えることができると思います。また、問題の本質を究明し再発防止策を実行することは、企業・組織及びそこに所属する個人の存在意義や真の活動目的に直結するものと感じます。
次回、この続きからの学びをシェアしたいと思います。

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2009年07月05日

オグ・マンディーノ「この世で一番の奇跡」1


「この世で一番の奇跡」
オグ・マンディーノ著
菅 靖彦訳



人生に疲れた主人公(オグ)が、長髪であごヒゲを蓄えたある一人の老人(サイモンポッター)と知り合いました。
そして、オグはサイモンと話をしていくうちに、サイモンの仕事が、廃品同様の人々(若い日の夢を踏みにじられ、安全な日々とのひきかえに自分の可能性を手放し、よりよい人生を求めようとしなくなった人々)を、生きる屍のような状態から甦らせることであると知ります。
老人=サイモン・ポッターの教えを通じての、本書からの学び・メッセージをシェアしたいと思います。

・ほとんどの人間は、程度の差はありますが、すでに死んでしまっています。なんらかの形で、彼らは自分の夢や希望、より良き人生をおくりたいという欲求を失ってしまっているのです。自分を愛そうとすることをやめてしまい、自分の偉大な可能性をあきらめてしまっている。
 そんな悲しい状態から復活することができるのです。この世で一番の奇跡を誰もが成し遂げられる。みんな死から甦ることができるのです。
・わしがしているのは、古新聞やアルミビール缶よりももっと貴重なものです。廃品になった人間をさがしているのです。他人だけではなく、自分自身にさえ捨てられてしまった人間、偉大な可能性をもっているにもかかわらず、自分を愛する心を失い、より良い人生を求めようとしなくなった人たちのことです。そういう人を見つけたら、新たな希望と目的意識をあたえて、生きながら死んだ状態から蘇るのを手伝うのです… わしにとって、それこそ、この世で一番の奇跡なのです。
・わしらの心は地上で最高の創造物です。持ち主のためにもっとも崇高な幸福を生み出すこともできるし、持ち主を破壊することもできるんです。
・「どんなに豊かな土壌でも、耕さなければ、実りをもたらさない。人の心も同じである」
・「私たちは自分の心をプログラムできると言いたいんですね。でも、どうやって?」
 「きわめて単純です。真実であれ、もっとも卑劣な嘘であれ、ある考えや言葉を繰り返し聞いたり、読んだりするだけで、わしらはそれを最終的に心の奥に刻み込むようになり、それがわしらの人格の消えがたい一部になるのです。それは相当に強い影響力をもっているため、そのうちに、なんの配慮や反省なしでも、わしらはそれに基づいて行動するようにさえなります」

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「私たち一人ひとりは、自分の存在そのものが『この世で一番の奇跡』なのだ…」 
毎晩、眠りにつく前に「神からのメッセージ(神からの覚え書き)」を読むこと、そして、それを百晩続けることで、深層意識に吸収され、別人に生まれ変われるのだと言います。
次回、この続きからのメッセージをシェアしたいと思います。

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2009年07月04日

W・T・ガルウエイ「新インナーゲーム」1


「新インナーゲーム
W・T・ガルウエイ著
後藤新弥 訳・構成



「インナーゲーム=集中力の科学」に関する学びをシェアしたいと思います。

「改訂に当たって」より
・インナーゲームの根幹は、極めて単純で古典的な、心と肉体の調和を確立するためのプロセスにすぎない。
 各人が、必要な内側の作業を、本人自身で経験しなければならない。
・初心者の多くは、インナーゲームのおかげでテニスの習得が驚くほど容易になり、短期間で、しかも通常経験せざるを得ないイライラした時期を経ずに上級レベルに到達できたと、便りをくれた。一方、すでにこの道を究めたはずのトップ・プロからも、トーナメントでのプレッシャー・コントロールに直ちに役に立ったと、リポートを受け取った。
・発端は、私自身や生徒たちを観察する内に、プレーヤーがそれぞれ、「心の内側で、自分自身と会話している」ことに気づいたことだった。「しっかりやれよ」「いいぞ、その調子」「だから、言ったじゃないか」。こうした会話の一部は、恐れや、自己不信からくるもので、プレーヤーがその場で最大能力を発揮することを、むしろ妨げていることに気がついた。

・自分自身に話しかけ、叱責し、支配している声の主を、「セルフ1」と名づけることにした。そして、その命令によってボールを打つ存在を、「セルフ2」と命名した。
・セルフ1の口数が少なければ少ないほど、実際のショットはよくなることが判明した。また逆に、セルフ2を信頼すればするほど、セルフ1の口数が自然に減ることも、分かってきた。

「序章」より
・インナーゲームの内側の能力は、生まれつきだれにも備わり、開発されるのを待っているだけだ。逆に必要なのは、自分の能力発揮を妨げてきた「習慣」から自分を解き放ち、自分自身にものごとを任せてやることだ。人間が生まれながらに内側に持ち合わせている能力を明らかにし、それを探求することが、インナーゲームの究極のテーマだ。

「第1章 テニスのメンタル面の考察」より
・「考えが働いているときは、決してベストのパフォーマンスは発揮されない」
・無意識の状態とは、言ってみれば「精神があまりにも集中し、焦点が絞り込まれているために、静止している(Still)状態」のことだ。集中しきった精神には、もはや肉体がどう動いているかを考える余地は残されていない。つまり、最高のポテンシャルを発揮したり、体得したり、エンジョイしたりすることに、何の障害物もない状態なのだ。この状態に近づくことが、「インナーゲーム」の目的でもある。

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少年野球のコーチをしている身として、非常に興味深い内容であります。
スポーツにおいて「心技体」の3つが大事であるとよく言われますが、「体」と「技」と「心」の関係に対しての固定概念が完全に打ち消されます。
次回、この続きからのメッセージをシェアしたいと思います。

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2009年07月03日

トニー・ブザン「頭の自己変革」4


「頭の自己変革」
  未来を築く7つのツール
トニー・ブザン著
田中美樹+佐藤哲訳





前回に引き続き、マインド・マップを考案・提唱しているトニー・ブザン氏の「変化」に関する氣づき・学びをシェアしたいと思います。

「第三部 人生のプランニング」
「第十章 ライフバランスを変える」より
・ライフバランスを見直す
・ライフバランスにTEFCASモデルを使う
 試行→事象→フィードバック→チェック→修正→成功
・ポジティブな肉体を取り戻す
健康のバランスを取り戻す
・精神的なバランスを探して
「第十一章 ビジネスにおける変化」より
・ビジネスにおける自分(自分がキャリアや仕事人生において今どこにいて、どこに向かっているかを見直す)
・旅する男であることの大切さ
・ビジネスにおけるクリエイティブ思考
・変化に向き合う
 欲しければマインドマップを作れ、そうすれば実現できる。
・人生というビジネス
 あなたは究極のビジネスマネージャーであるあなたの脳の、唯一絶対の管理者であることをつねに忘れないこと。

「第十二章 人間関係とは変化するもの」より
・感情を理解する
 あらゆる変化の中心に思考があり、それが感情的な反応につながっていく。私たちは自分の心の主人公であるが、自分自身の感情に対して必ずしもいつもコントロールできているとは感じられない。
・ビジネス上の人間関係
・友情の価値
 人間はたえず新しい知り合いを作っていかないと、やがては孤立してしまう。友情にはたえず怠らぬ修繕が必要である。
・家族との関係
 同じ家族、違う見解
子どもとの接し方
・心の結婚
 愛とは互いに見つめ合うことではなく、いっしょに同じ方向を見ることだ。(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ)
 二人のマインドマップ
恋愛関係における記憶の価値
 時間とともに変化するのは自分の記憶との関係であり、記憶自体が変化するわけではない。

「第十三章 歳をとるということをどう受け入れるか」より
・自分のシニア時代のマインドマップを作る
・新たな友人、新たな経験

「あとがき ―自分の未来を受け入れよう」より
・この瞬間をいきいきと生きることで、永久にいきいきとしていられる。あなたは頭脳と肉体という宇宙船の船長であり、増大したエネルギーと熱意で邁進しているのだ。
 宇宙はあなたを待っている。

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ビジネスにおいても、人生全体においても「変わる」「変える」ことの重要性が常に叫ばれております。「時代の変化に対応しなくては取り残される。衰退する」などと言われたりもします。
その「変化」というものは、私たちの意識や思考と密接につながっており、思考をもとに「新しい変化」が生み出される、のだと著者は言います。
本書で紹介されているツール・スキルを習得し、変化を恐れず、むしろ変化を楽しめるような思考と行動にスイッチしていきたいと思います。

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2009年07月02日

「自分らしい成功をつかむ2日間のレッスン」3


「自分らしい成功をつかむ2日間のレッスン
リチャード・H・モリタ著





引き続き、「本当の自分」を発見し、「自分らしい生き方」を実現する為の学び・メッセージをシェアしたいと思います。

「第9話 フラッシュバック」より
・”これだけは絶対に達成したい! という、真の自己、本当の自分に根差した、心の底から願う本当の目標を見つけること“だ。多くの成功者たちが、”人生の悲劇とは本当の目標を見つけられないまま人生を終えることだ“と言っている。

「第10話 人間は”森“のようなもの」より
・〈なぜ自分にその知識があるのか、なぜそのことに興味を持つのか…〉
・大切なことは間接経験ではなく直接経験による確信だ。実際の体験を思い出して新しい解釈をしてみる。いいかい、実体験こそ宝だ。
・君が思い出すエピソードの新しい解釈は、君が抱える問題を解決するヒントとなっていく。

「第11話 少女の絵」より
・「絵とか歌って、一番目に言いたいことが言えない、そういうもどかしさに耐えられないから、人は描いたり歌ったりするんだと思わない? だからきっと人の心を動かすんだわ。 本当の気持ちだから…絵を描くように、歌を歌うように、人生を生きられたらどんなに素敵かしら」

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日々の出来事や、一時的な感情、他人の評価などに流されずに「本当の自分」を発見する努力をすること。その「本当の自分」に基づき「本当の目標」を設定して、自分らしい成功人生を歩むこと。
そんな生き方を私は是非したいですし、そのような生き方をする人々を応援していきたいです。
次回、この続きからの学び・メッセージをシェアしたいと思います。

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2009年07月01日

木村秋則「リンゴが教えてくれたこと」3


「リンゴが教えてくれたこと」
木村秋則著





本書の著者木村秋則さんは、リンゴの無農薬・無肥料栽培を模索され、10年近く収穫ゼロになるなど苦難の道を歩みながらも、ついに完全無農薬・無肥料のリンゴ栽培に成功された方です。
前回から引き続き、本書からの氣づき・学びをシェアしたいと思います。

「第四章 米の自然栽培は難しくない」より
・私は言います。「皆さんの体にお米一粒実らせることができますか?米を実らせているのはイネですよ。イネが米を作っているんですよ。イネがあなたたちの生活を支えているんですよ。そのイネはどこで育ちますか?田んぼです。収穫が終わってから田んぼに行って一言でもお礼を言う気持ちになってください」
・土やイネに対して感謝する気持ち、ありがたいなあという気持ちを農家の人が持っていれば、収穫される農産物もきっとお客さんに届く時、やさしい食に変わっているのではないかなあと思うのです。
・どうしたらイネが喜ぶか。どうしたら田の土が力を出せるのかを考えてください。もしも自分がイネや土ならどうするかと置き換えて考えてみたらよいのです。

「第五章 全国、世界へと広がる輪」より
・農薬、肥料を全く使わない自然栽培を広めるために、私は全国・海外を歩いてきました。多い年は二百日も指導に出かけ、畑に一人取り残された女房からあきれられました。頼まれると断れず、どこへでも飛んで行きました。
・私はサラリーマン時代に、原価計算などの仕事で経営の効率化を追求した人間の一人です。だけど農業というのは、非効率なやり方が実は最も効率的になることもある不思議な世界です。私は効率を求めない方法をとりました。それは土を守り、作物を守るためです。
・もし自分がキャベツだったら、トマトだったらと自分を置き換えて野菜と接すれば、対人関係でもやさしさが戻ってくることでしょう。相手を自分のように考えれば心がやさしくなります。「土を作るということは人づくりだよ」。いつもそう思います。土には作物をもたらし、人の心を癒してくれる働きがあります。
・農業の仕事は人間の命をつなげる職(食)だと思います。
・空き地があったら豆を植えましょう。金にならなくてもいいから、日本を守るために植えましょう。農家の人は土を守るためにです。自然栽培はすぐに結果が出ません。土づくりのために少なくとも三年かかります。時間はかかりますが、豆は土壌改良につながり、ビールのつまみになります。一石二鳥です。
・新しいものがすべて正しいわけではなく、むしろ古い時代の経験が生きています。学問の進歩もありますが、実践をして分かってきたこともあります。古いものをそのまま使うのではなく、少し探究してこれを生かすにはどうしたらいいか。それが人間の知恵です。農家の人みんなで知恵を出し合えば、もっといいものができます。私のやっていることが100%正しいのではなく、踏み台にしていってほしいと思います。

「第6章 すべて観察からはじまる」より
・「全体を見ている。放って置けばどう変化していくかを見る。そこに余計な技術を使わないで、ずっと見ているってことが大事なんですよ」
・自然というのは人が考える以上にバランスがとれています。だから山は何千年も続いています。百年も生きているような木は人が手を加えていないから生きています。肥料をやったら何年かで枯れるかもしれません。
・花にやさしい言葉をかけるときれいな花が咲き、長持ちするとよく言います。
・私の栽培は作物と環境をいかに同調させるかがカギです。だから単に草ぼうぼうのままでいいというわけではありません。時には草を刈り取り、おいしきなるように作物に協力し、お手伝いをすることが大切です。
・自然を観察する目がないと農業はうまくいきません。
・自然栽培には手間暇がかかります。でも自分の子供をほったらかして育てられますか。育てるというのは手間暇がかかることなのです。お父さん、お母さんの愛情が必要です。でもそれは当たり前です。「手間暇惜しむものにいいものなし」。昔からそう言われます。
・私の職業は農業です。肥料、農薬、家畜糞尿も利用しない栽培です。私は三十数年続けてきた自然栽培に誇りを持っています。人間は食がなければ生命を維持できません。私は究極の食材を社会に届けることに誇りを持っています。農業者は食糧生産の裏で利用している生産資材によって、地球破壊を続けていることに気づくべきだと思います。
・この地球は一人の所有物ではなく、数十億と言われる人間だけのものでもありません。目に見えないもの、虫、鳥、魚、草や木など、宇宙の星より多いかもしれないすべての共有財産です。数字で表せない生産力を持つ地球を次の世代に渡すためにも、自然栽培を農業者にお勧めします。
・若い時には嫌だった農業、でも、自然栽培に取り組んで、失敗の連続であったけれどもその醍醐味を知ることができました。私も少しは社会のお役に立って生きていけるなと思った時、この世に生まれてよかったなと思いました。
・奇跡は努力の結晶だと言います。簡単にできたら苦労はありません。一つずつ壁を越えて階段を上がっていくごとに、また新たな壁が生まれます。どうしたら壁をクリアできるのか。知恵を振り絞っていくところに人生の意義があります。
 苦しい極限の極貧生活の中でも楽しいと思う瞬間がありました。期せずして波乱万丈の人生となりましたが、「それも楽しいよ」と若い人たちに言いたいです。

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誰も歩んでいない道を切り開いてきた苦労は並大抵のものではなかったことでしょう。
木村秋則さんの揺るぎない信念と、ご家族の温かいサポートに深く感動しました。
地球規模の視野を持って、「ほんとうに大事なこと」に誠心誠意取り組む姿勢に、大切な教えが込められていると感じます。

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2009年06月30日

野口嘉則「いつだって、うまくいく!」1


「いつだって、うまくいく!」
  「鏡の法則」と「心眼力」の秘密
野口嘉則著





野口嘉則氏による「生命の輝き発見セミナー」がおさめられたDVDブックであります。得られた学び・メッセージをシェアしたいと思います。

第一部
「高校時代の僕を襲った対人恐怖症」より
・高校に入ってすぐに対人恐怖症ってやつになったんです。対人恐怖症という名前は当時は知りません。ただ、なぜか知らないけれど、友達としゃべっていると緊張してきて、心臓がどきどきしてきて、そして顔が引きつってきて、声がうわずってくるんです。
・「なんで僕だけがこんなつらい思いをしなきゃいけないんだ?」なんて思っていながら、しかしなんとかこの悩みから救われたいですから、それを求めて本を読むようになったんです。図書館にも通いましたし、よく書店にも立ち寄って、立ち読みが多かったですが、とにかくいろんな本を読みました。

「人生を変えた『本』との出会い」より
・本との出会いなんですが、「心の偉大さ」「心が人生をつくっているんだ」ということを書いているような一連の本に出会ったんです。
 最初に読んだのが、謝世輝さんという方が書いた本です。「人間の心というのは現実をつくり出す力をもっている」って書いてあるわけです。
・「なるほど、自分の心のありようにぴったりの人生を送ってきているな、それが対人恐怖症だな」
・一連の本には、「まず言葉から変えよ」って書いてあったんです。「あっ、言葉なら意識すれば変えていける」。前向きな言葉、明るい言葉、感謝の言葉、それは意識的に言っていくわけです。意図的に口ぐせにするわけです。何かあるたびに、
 「ああ、ありがたい」
 この「ありがたい」を口ぐせにしていったんです。

「乗り越えられない問題はやってこない」より
・「人間には未知なる可能性がある」
・悩みとか問題とか困難というのは、必ずあなたにとって克服できる、乗り越えられるものがやってくるということなんです。
 もっと言うと、ただ乗り越えられるだけじゃなくて、「その困難があったおかげで」ってあとで言えるぐらい、それは自分に成長をもたらしてくれるわけです。
・自分にははかり知れないところでうまくいっている。長い目で見れば、人生ってのは、うまくいっているんですね。

「人生とは成長を楽しむゲーム」より
・田坂広志さんがこんなことをおっしゃっていたんです。
 「人生において成功は約束されていない、しかし、人生において成長は約束されている」
・「人間は生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに答える存在だ」(ヴィクトール・フランクル)
 「さあ、この出来事、君はどう生きるのか?」
 僕たちは、その問いに答えながら成長していく。

「『人生を信頼する』とは?」より
・「あなた、神様はこの子をどの夫婦に預けようかと、何年も何年も世界じゅうを探し回られたんでしょうね。だから、こんなに年月がかかったんですね。そして、『この夫婦ならば大丈夫』と私たちのことを信頼して下さって、この子を授けてくださったんですね。大事に育てましょうね」(田中信生さんの講演での話より)

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あたかも会場の席に座っているかのような臨場感が感じられます。
誠実さと人間に対する信頼感がにじみ出ている温かな語りによるメッセージは、大切な人とも分かち合っていきたい素晴らしいものだと感じます。
次回、この続きからの学びをシェアしたいと思います。

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2009年06月29日

P・F・ドラッカー「ネクスト・ソサエティ」3


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2009年06月28日

大前研一、齋藤顯一「実戦!問題解決法」1


「実戦!問題解決法」
大前研一、齋藤顯一著





「ロジカル・シンキング(論理思考)」「問題解決法」に関する学びをシェアしたいと思います。

第1部
「PART1 答えのない時代を乗り切るためにはロジカル・シンキングを身につけよ」より
・ロジカル・シンキングこそリーダーの必須条件

「PART2 PSA(プロブレム・ソルビング・アプローチ)を会得すれば、あなたは企業を立て直すヒーローだ」より
・方向を間違えたまま仕事を早くしても意味がない。

「PART3 PSAがすぐ理解出来る『3つの原則』と『3つのステップ』」より
・PSAの原則
 原則1:すべての問題は解決できる、という強い信念を持て
 原則2:常に「What, if …?」と考えよ
 原則3:原因と現象を混同するな
・実践ステップ
 ステップ1:足して100になる質問で問題の原因をあぶり出す
 ステップ2:問題の本質が見えてきたら仮説を立てる
 ステップ3:仮説を実証するためデータを収集し証明する

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「問題解決=チャンスの創出」と捉えることができると思います。また、問題の本質を究明し再発防止策を実行することは、企業・組織及びそこに所属する個人の存在意義や真の活動目的に直結するものと感じます。
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