2012年01月21日

瀧本哲史「武器としての決断思考」

「武器としての決断思考」
瀧本哲史著
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・実学にも「知識・判断・行動」という三段階が存在します。
・プロフェッショナル:エキスパートの上位概念
 @ 専門的な知識・経験に加えて、横断的な知識・経験を持っている
 A それらをもとに、相手のニーズに合ったものを提供できる
・本当に価値があるのは、「そもそもこれは△△の問題なのか?」と根本的なところから問うことができること
・重視しているのは「知識ではなく考え方を学ぶこと」
・「答えではなく、答えを出す方法を学ぶ」
・これからの時代、意思決定の方法を学ぶことは最大のリスクヘッジになる
・これからの時代における最大のリスクは、「変化に対応できないこと」です
・それを続けるか、はたまた新しいことに一からチャレンジするかをゼロベースで比較して決めていかないといけない
・ディベート思考とは、最終的にはディベートを個人ひとりの頭の中で行うことによって、いまの最善解を出していく思考法
・いちばん重要なのは、どういう結論を出したかということ以上に、どういった思考を経てその結論を導き出したか(決断に至る筋道)ということ
・これからの時代は「知識・判断・行動」をつなげて考えていくことが重要になってきます。
 行動のための判断であり、判断のための知識ということになれば、「何が価値のある情報なのか」「本質的に必要となる知識にはどんなものがあるか」ということは、おのずと決まります。
 判断を左右し、行動を変える情報や知識こそ、最重要なのです
・ディベート思考とは、客観を経て、主観で決断する方法です。
 最初から主観的にものごとを決めるのではなく、一度、客観的に考えてみてから、最後は主観をもって決める。
 そう、最後の最後は、みなさんが自分の頭で考えなければならないのです。
・どういう生き方を望むか ―。
 ずっと何かに頼っていく生き方を望むのか?
 それとも、自分の人生は自分で決めるという、困難ではあるけれど自由な生き方を望むのか?
 後者を望むのであれば、ディベートをはじめとする一般教養は、あなたの大きな武器となるでしょう。
 人間を自由にするのが、学問本来の姿なのです。
・自分の人生は、自分で考えて、自分で決めていく
・私たち人間の尊さは、「思考」のなかにこそある。

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本書を参考にしながら、思考プロセスの質を高め、問題解決や未然防止の活動にスピード感をもって実行していきたいと思います。


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2012年01月15日

柳井正「柳井正の希望を持とう」

「柳井正の希望を持とう」
柳井正著
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・どういう業種であれ、日本企業に必要なこととは、「海外へ出ていくこと」と「新商品の開発」だ。このふたつにこれまで以上に注力することが、生き残るための最低条件だろう。
・悩みや不安を持っていない人は地球上に一人もいない。権力者も金持ちにも悩みはある。
 人生は一回きりだ。
 解決できないことを悩んでいる時間はもったいない。それよりも、精いっぱい生きることを頭のなかに描いて日々を過ごす。
・今の日本にもっとも必要なのは「財政健全化」と「開国」だ
・私が常々考えてきたことは、ほんとうに良い商品、良い服とは何かだ。その概念を言葉にしたものが「MADE FOR ALL」(あらゆる人のための服)  国境も人種も性別も年齢も階級もすべて超え、さまざまな人々が手にとれる服を目指したものだ
・自分の頭で考え、努力を重ねればおのずと結果が見えてくる
・仕事をする上で大事なのは、今の自分の地位よりも高いポジションから、仕事を俯瞰して観察することだ。そうして、俯瞰して考えて、自分の代わりになる人を育成するのが上司たるものの責任だろう
・もっとも大事なことは「問題を自ら発見していく」ことだ
・企業は社会の公器であり、自分たちが収益を上げることだけを考えていたら成り立たない
・気力、体力も疲れ切ってはいけない。悩んで疲れていては良い仕事などできないと肝に銘じて、早めに休息を取るなど、しっかりと自己管理することが大切だ


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本書の中に、著者が書かれたユニクロの年度方針の抜粋が紹介されております。その中で、業績が芳しくなかった自省が書かれております。

残念ながら、昨年一年間、我が社の業績は芳しくありませんでした。これは我々経営陣の責任です。私はこの失敗の原因を徹底認識するとともに、今年を成長軌道にのせる一年にしていきます。
昨年の不振の真の原因は本部経営管理職のやるべき仕事の特定と、その実行に対するコミットメントが足りなかったことにあります。
本部全社員の日常の仕事における、理解力、判断力、注意力、集中力の不足にあります。さらに言えば、即実行する事、継続できる仕事の仕組みの構築、実行の徹底がなされなかったところにあると思います。
今年はグローバル本社にふさわしい経営管理職、各担当者になるように変革を強く要求します。
(以下省略)

身の引き締まる言葉です。グローバル化への対応としての社内英語公用化と共に、今後の日本企業におかれた立場を考えると決して他人事ではなく、自分にも当てはめて取り組んでいきたいと思います。


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2012年01月07日

小林正観「すべてを味方 すべてが味方」

「すべてを味方 すべてが味方」
小林正観著
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・<念を入れて生きる>とは、「目の前にいる人を大事にし、目の前にあることを一生懸命やりなさい」ということ
・人生には不幸や悲劇は存在しません。 “そう思う心”があるだけです。
・幸せというのは、今、自分が置かれている日常そのものです。
・人の幸せを一緒によろこんであげるだけで、徳を積むことになる
・多くの勉強をしても、その勉強が自分の日常の言動につながっていなければ、それは意味のないことだと思います。
・<人が生まれてきた意味>というのは、まわりの人たちからよろこばれる存在になること
・強い立場の者が、弱者の目線に降りていって立場の強さを行使しないことが「優しさ」

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「幸せ」や「不幸」などは、自分自身が意味づけをして、勝手にそう思い込んでいただけなのかもしれません。
「自分の道を歩んでいく」うえで、心にとめておきたい大切な言葉がこの本にあります。


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2011年12月23日

ジェームス・スキナー「略奪王国」

「略奪王国」
ジェームス・スキナー著
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「成功の9ステップ」「お金の科学」「愛の億万長者」などの著者ジェームス・スキナー氏の新刊。


経済の不況
巨大な借金
社会保障の崩壊
先行き不透明

など、現在の日本は大きな問題をいくつも抱えています。
そしてそれらの原因は何か? 日本が立ち直るにはどうしたらいいのか?
資本主義の3原則とは?
わたしたちのすべきこととは?


非常に衝撃的な事実がいくつも浮き彫りにされています。そして自分自身がこれらの事実やその背景をほとんど理解していないことに危機感を感じました。

一人でも多くの日本国民が「略奪王国」に書かれている哲学を理解し、日本を変えるための行動をすぐに起こしていく必要があります。

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2011年12月17日

細谷功「地頭力を鍛える」

「地頭力を鍛える 問題解決に活かす『フェルミ推定』」
細谷功著
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読み返しております。
会社の仲間の人からお勧め本として紹介して頂きました。
細谷功氏による「地頭力」に関する学びを書き記しておきます。


「はじめに」より
・短期間で成長していくコンサルタントに共通の思考回路としての考える力のベースとなる部分、すなわち「地頭力」というものが存在することを強く意識するようになった。そしてまたその本質が「結論から」「全社から」「単純に」考えるという後述の三つの思考力を中心とする三層構造であると結論づけるに至ったのである。

・フェルミ推定は問題解決の縮図
 問題解決の方法論が凝縮されてここにつまっている


「第1章 『地頭力』とは何か」より
・地頭力とは「考える力」の基礎となるもの。三つの思考力(仮説思考力、フレームワーク思考力、抽象化思考力)とベースとなる三つの力(論理思考力、直観力、知的好奇心)から構成される。

・仮説思考力とは「結論から」考える力、フレームワーク思考力とは「全体から」考える力、抽象化思考力とは「単純に」考える力である。

・地頭力とは考えるプロセスと習慣であり、訓練によって鍛えることができる。

・インターネットの膨大な情報に溺れる人と大量な情報を考える力でさらに増幅させる人との二極化(ジアタマデバイド)が起きる

・ジアタマデバイドの時代に必要なのは、知識力そのものよりも新しい知識を次々と生み出せる地頭力を持った地頭型多能人(バーサタイリスト)である


「第3章 フェルミ推定でどうやって地頭力を鍛えるか」より

・「日本全国に電柱は何本あるか?」という例題でフェルミ推定を体験
 解答のポイントは結果の精緻性ではなく、解答に至るまでの思考プロセスである。

・フェルミ推定の解答プロセスは問題解決一般のプロセスの縮図そのものであり、その中で第1章で定義した「地頭力」の構成要素である「三つの思考力」(「結論から」「全体から」「単純に」考える)を駆使する必要がある。


「第4章 フェルミ推定をビジネスにどう応用するか」より

・「結論から」「全体から」考えている人というのは、必ずはじめに目次を作るという行動パターンを持っている

・フェルミ推定から学べること
「結論から」……期限内に答えを出す、情報収集の前に仮説を立てる、前提条件を置いて先に進む
「全体から」……全体の算出アプローチを決める、因数分解して必要な項目を全て出す
「単純に」……「枝葉」を切り捨てる、ボトルネックを考える


「第5章 『結論から考える』仮説思考力」より

・仮説思考とは、@いまある情報だけで最も可能性の高い結論(仮説)を想定し、A常にそれを最終目的地として強く意識して、B情報の精度を上げながら検証を繰り返して仮説を修正しつつ最終結論に至る思考パターンのことである。

・仮説思考を「最終目的地から逆算して考える」ととらえると応用範囲がきわめて広く、「はじめからでなく終わりから」「できることからでなくやるべきことから」「自分からでなく相手から」「手段からでなく目的から」等「ベクトルを逆転させる」という発想全般に適用可能である

・仮説思考におけるポイントは、@どんなに少ない情報からでも仮説を構築する姿勢、A前提条件を設定して先に進む力、B時間を決めてとにかく結論を出す力の三点である。

・仮説思考力を使う上での留意事項は、@はじめの仮説にこだわらずに最新情報に基づいてフレキシブルに仮説を進化させる、A結論が早期に出る分、深堀りが甘くなることに注意する、の二点である。


「第6章 『全体から考える』フレームワーク思考力」より

・フレームワーク思考の目的は、「思考の癖を取り払って」@コミュニケーションを効率的に進めるとともに、Aゼロベースで斬新な発想を生み出すことである。

・人はみな独自の経験や知識に裏付けられた独自のものの見方(相対座標)を持っており、コミュニケーションに強い影響を与えている。

・フレームワーク思考力の全体プロセスは、@全体俯瞰、A「切り口」の選択、B分類、C因数分解、D全体再俯瞰とボトルネックの発見である。


「第7章 『単純に考える』抽象化思考力」より

・抽象化思考の基本プロセスは、@抽象化、A解法の適用、B再具体化の三ステップである。

・抽象化思考力に必要なポイントは、@モデル化、Aそのための枝葉の切り捨て、Bアナロジーの考え方の三点である。

・本質を理解すれば「三〇秒で」説明できる
 ものごとの本質を理解すれば、それは一言で、長くても三〇秒で説明できるものである。

・抽象化の概念の基本は「共通点を探す」ことである。これは人間の「考える」という行為の基本といえる。

・抽象化思考の留意事項は、@具体化とのバランスを常に意識すること、A過度に一般化しないことである。


「第8章 地頭力のベース」より
・「論理」(誰が見ても一貫してつながっている「守り」)と「直観」(個人特有のアイデアを生み出す「攻め」)は地頭力のベースとしての両輪を構成するもの

・知的好奇心は地頭力の最も根源的な原動力となるもの

・問題解決型好奇心を養うには何でも疑ってみて、よりよい解決策を考えてみる習慣をつけることが重要である。


「第9章 さらに地頭力を鍛えるために」より

・フェルミ推定の訓練として、通勤電車や街を歩きながらの「三分間事業シミュレーション」が役に立つ。

・フェルミ推定によって統計等の数字に対する感度を上げることができる。

・エレベーターテストで「いつでも」「短時間で」答えられるように頭の中を整理しておく訓練ができる。

・頭で合理的に考えるのが「地頭力」(X軸)であるが、実践するときには対人感性力(Y軸)を駆使する必要がある。


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「地頭力」の構成要素である「三つの思考力」である、
1.結論から考える
2.全体から考える
3.単純に考える
という習慣を身につけ問題解決スキルを高めることは、ビジョンや価値観を表現しながら自身の充実した人生を生きることに結び付くものと感じます。
また多様性が進み、かつ変化が速く激しい現代の世の中では、特に重要なことだと感じます。


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2011年12月11日

ジェームス・スキナー「成功の9ステップ」1

「成功の9ステップ」
  違いをもたらす違いがここにあり!
ジェームス・スキナー著
(↓画像をクリックしていただくと、楽天ブックスにて詳細を見ることができます)





読み返しております。
ジェームス・スキナー氏による「違いをもたらす違い」についての学びを書き記しておきます。


「第一部 成功への道」より

・私たちが直面する重要な問題は、それを作ったときと同じ考え方のレベルで解決することはできない。

・行動で作った問題を言葉で解決することはできない。

・今こそ自分の行動を変え、新しい考え方のレベルに到達するときだ。

・成功はプロセスであり、目的地ではない。真の幸福は到達地点から得られるものではなく、そこまでの行き方から得られるものである。あなたは今日から、人にとってのインスピレーションになるような生き方をすることができる。そして、その旅路の一歩一歩を楽しみ、有意義な人生を生き切っているという満足感を自分自身に与えることができるのだ。

・人生における大きな問い掛けに対する答えは、外から得られるものではなく、それは内側、つまりあなた自身の心の中から来るものでなければならない。

・人生の最大の喜びは、ほかの人が成功できるように助け、周りの人々を心から愛することから生まれる。自分の夢を生きることに喜びを感じてほしい。あなたはそのために生まれてきたのだから。あなたはそのためにこの世にいるのだから。

・自分の夢をもう一度確かめてほしい。それは「なぜ」自分にとって大切だろうか。それをどうしても達成しなければならない理由は何だろうか。
 それが明確になっていれば、今度はその夢を「どのように」実現させるかを考えるときである。目標に一歩でも近づくために、今月できる具体的な行動は何だろうか。

・大切なことは、行動を起こす習慣を身につけることだ。夢を抱き、理由を明確にし、行動を起こす。今すぐ行動をする。真の充実感は、到着に至るまでのプロセスから得られるものである。

・成功するために、何を快楽に連想させ、何を痛みに連想しなければならないのだろうか。快楽と痛みの連想を改善すると、人生を改善することになる!

・ガマンできない限界にぶち当たることは素晴らしいことなのだ!

・成功とは、今ほしいものを犠牲にして、本当にほしいものを手に入れることにほかならない!

・「パーソナルパワー」とは、難しい状況において、力強い行動をする能力であり、成功者の何よりもの共通点である。

・「成功のサイクル」は計画と行動を結び付ける上向きのスパイラルを作り出してくれる。

・「リーダーシップ」とはほかの人を自分の夢に参加させることである。


オーディオCD↓ (反復学習に利用しています)
「成功の9ステップ」オーディオコース (CD10枚組)

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何かをを学んだ際に、すぐに実践出来ることと、頭ではわかっているつもりだけれども実行出来ないこと、よく理解出来ていないこと、などに分かれてきます。
原理・原則や本当に大切なことは、完全に身につくまで反復学習し続けることが大事なのだと感じます。


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2011年12月03日

野口嘉則「心眼力」3

「心眼力」
 柔らかく燃えて生きる30の知恵
野口嘉則著





読み返しております。
「人間性」「悩み」「調和」「志」など、「生き方」に関する大切な学びを書き記しておきます。


「第四章 すべてと調和する」より

・「私たち人間は、無意識の奥底でつながっている」(心理学者ユング博士)
 すべての人間の意識をつなげている「意識の海」のようなものを、集合的無意識と呼びました。

・人間関係を楽しむためには、まず「ベースとなる人間関係」を良好にすることが重要です。では、ベースとなる人間関係とは、誰との関係なのでしょう?
 そうです。それは自分自身との関係なのです。
 自分自身との関係とは、自分の中の「見つめる自分」と「見つめられる自分」の関係です。見つめる自分が、無条件に自分の存在を受け入れると、自尊心が高まっていきます。

・自分を受容するとは、今の自分をいいも悪いもなく認めて、ゆるすことです。「私は内気な性格なんだな」「私はそんな自分のことが好きになれないんだよな」と、ありのままの自分を認めて、そっくりそのまま抱きしめるのです。

・自分の感情を十分に感じるようにするのも、自己受容のよい訓練になります。

・その人の感情に共感できないときは、「この人は、喜びを得たいのか、もしくは苦痛を避けたいんだな。私と同じだな」と考えて、その人の意図に共感するようにしてみてください。

・誰かをゆるせないとき、私たちの心は波たち、やすらぎや幸せを感じることができません。「ゆるさないぞ!」と頑張っている私たち自身が一番苦しいのです。
 また、ゆるせないというのは、過去に起きた出来事に対する恨みを、今ももち続けている状態のことです。これは、自分が過去の出来事に縛られるのを、自分で許可していることになります。

・このように私たちは、誰かをゆるせないとき、実は自分自身をもゆるしていないのです。A子さんは、父親をゆるすことによって、結果的に自分をゆるしたことになり、自分自身と自分の人生を肯定的な見方で見ることができるようになったわけです。
 私たちがこうして生きていられるのは、親がいてくれたおかげですね。つまり親というのは、私たちの人生のルーツ(根源)なのです。
 その親を「ゆるせない」と否定するということは、自分の人生のルーツを否定しているわけですから、深層心理的には、自分自身を否定していることになります。逆に、自らのルーツである親をゆるすということは、自分自身の存在を肯定することにつながるのです。
 私たちは、過去の出来事を変えることはできませんが、今何を選択するかを選ぶことができるのです。

・本来は人間も人類文明も、この地球の自然の一部です。今こそ私たちは、そのことを自覚する必要があるのではないでしょうか。そして、地球にとっての健全な細胞として、その機能を存分に発揮するときが来たのではないでしょうか。
 風邪を引いたとき、ウィルスと戦う免疫細胞を体中の臓器や器官が協力してサポートするように、今の状況の中で、地球や自然の健全な進化に貢献しようという志をもった人に、たくさんのサポートが集まるのだと思います。


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「人生で経験することにはムダがない」
「人間性を高める読書をするために、とくに大切なのは、読むときの心構え」
「自分は、水や空気や太陽のおかげで、大自然のおかげで、ご縁あるたくさんの人々のおかげで、生かされている」
「幸せは、求めるものではなく、今ここに見出すもの」
「感謝の極意は、当たり前のことを「ありがたい」と感謝すること」
など、深く心に刻んでおきたい大切な氣づきがあります。


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2011年11月20日

小林正観「そ・わ・かの法則」1〜3

「『そ・わ・か』の法則  人生を輝かせる”実践方程式“」
小林正観著
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読み返しております。
「そうじ」「わらい」「感謝」に関する学びを書き記しておきます。


「プロローグ 神さまに好かれるための三つの法則」より

・長年「神が、人間の為す行為の中で好きなものはどんなものだろう」と思い、調べていたところ、「そ・わ・か」の三文字に行き着きました。「掃除」の「そ」、「笑い」の「わ」、「感謝」の「か」です。

・まず一つ目。神さまは「きれい好き」らしい。
 「きれい」には三種類あって、「姿かたち」がきれいな人を神さまは支援・応援する。
 二つ目は、心が美しい人。
 三つ目は「水回り」や「身のまわり」をきれいにしている人。

・「笑い」とは何でしょうか。それは、肯定すること、受け入れること、共鳴、共感することなのです。

・「ありがとう」の言葉を言っているだけでいろいろな奇跡が起こるようです。


「第1章 そ・わ・かの「そ」 ―掃除でお金が流れ込む」より

・「世の中」や「多くの人」のために、「役に立つように使われること」が、お金が笑顔になり、スキップしながらやってくる条件ということになります。

・トイレ掃除をすれば自分のことが好きになる
 トイレ掃除をすると、うつ病が治りやすいらしい。
 トイレ掃除をすると、どうも自我がなくなるらしい。

・トイレに、「うすしま明王さま、ありがとうございます」と書いておくと、明王さまが”やる気“になってくださるようです。
 うすしま明王さまの名前を言って、「おんくろだのう うんじゃくそわか おんくろだのう うんじゃくそわか」と唱えながらトイレ掃除をすると、なぜか臨時収入があります。

・「邪心、下心、損得勘定百パーセントでもかまわないから、とにかくトイレ掃除をやってみましょう」ということです。
 トイレ掃除をした結果、「文句」が増えてしまった、それを不平不満にしてしまった、という人には、(臨時収入が)入ってこないようなので、注意してください。


「第2章 そ・わ・かの「わ」 ―笑いは人生を肯定する」より

・「笑い」とは、肯定であり、受け入れること。実は目の前の現象を起こしてくださっている地球や宇宙や神さまに対して、肯定したということです。

・「ついている」「恵まれている」と言っていると、心ある人が寄ってくる。

・「じゃあ、現象は何一つ変わっていないけど、これから愚痴や泣き言を言うのをやめよう」と決心した人が、今までに私のまわりに何百人もいます。その人たちは、愚痴を言わなくなったところから、現象が一変しました。生活が変わりました。

・大笑いできる人は病気になりにくい。

・究極は、わけもわからずにとりあえず笑う。落語を聞きに行って、落ちがわからなくてもとにかく笑うこと。

・肉体を温め、なおかつ精神的にも温かいほうがいい。本当に笑っていれば病気になりにくいという因果関係があるようです。

・認識によって人間の体が成り立っているということを信じ、「今年の冬は風邪をひかないぞ、私の体は超合金だもんね」と思っていると風邪をひかない。鼻がムズムズする、ちょっとのどがいがらっぽい、といったときは、「私の体は超合金」と百回くらい言ってみてください。そうすると、体の内部がちょっと温まって、免疫力がアップします。

・同じ「泣く」でも、悔し涙のような、ストレスをかきたてる涙はあまり体によくありませんが、感動して心が共鳴することで涙を流すのは、とてもよいようです。


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小林正観さんのメッセージは原理・原則に通じており、実践することで生活がとても面白く、楽しいものになると確信できます。
「そうじ」「わらい」「感謝」を私なりに実践していきたいと思います。


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2011年11月19日

大前研一「考える技術」1〜2

「考える技術」
大前研一著
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読み返しております。
大前研一氏による「考える技術」に関する学びを書き記しておきます。


「はじめに 「思考力格差」の時代」より

・新しい経済、見えない大陸でビジネスマンに求められる思考回路とはどのようなものか。それは端的に言えば、「論理的思考」、論理的に考える頭脳回路である。


「第1章 思考回路を入れ替えよう」より

・「どうしてそれで問題が解決できるのか。その論拠を示してほしい」と言われたときに、あなたは答えられるだろうか。

・問題解決の根本にあるのは、論理的思考力である。

・コンサルタントにできないこともある。それは「実行」だ。
 ゴーン(カルロス・ゴーン、日産自動車)氏について言えば、やった内容もさることながら「実行」を徹底したことに注目したい。この点に関してこそ彼は特筆されるのだ。

・仮説を証拠で裏付け、結論を導き出すうえでもっとも大切なのは、「その問題の原因は何か」を明確にすることである。
 現象はあくまでも現象にすぎず、原因ではない。

・原因になっている部分を直さないかぎり、問題の解決は望めない。大切なのは「さまざまな現象の中で本当の原因は何か」を考えること

・問題の中には、ある程度情報の分析だけで結論が見えてくるようなものもたしかにある。しかしその場合でも、結論を出す前に必ず現場で実証することが必要だ。そして、自分の感覚で「この結論で絶対に間違いはない」という信念を持つまでは、足を棒にして歩かなければならない。実際に私は、企画室の中で数字を見ながら結論を出したことは一度もない。

・問題解決に至るまでには、仮説、検証、実験が無限に繰り返される。


「第2章 論理が人を動かす」より

・さまざまな問題があってもその多くは現象にすぎず、原因は一つであることがほとんどだ。まずもっとも重要で根本的な問題を解決することが、結局は問題解決のベストウエイなのである。

・プレゼンテーションの構成
 業界の動向/競合他社の動き/当社の状況分析/改善のための条件/解決の道/提言/実行計画

・相手を納得させ、心を動かすには、そのためのステップを踏んだ論理構成が必要

・まず結論ありきではなく、実態の把握、大きな問題点の整理とその解決の方向の模索、という順序で思考回路を組み立てていかなければならない。


「第3章 本質を見抜くプロセス」より

・自分の意見が相手の意見と違うときに、事実に裏打ちされた信念を持って、どうやってその意見を相手に納得してもらうか。そういう努力を平素から行っている企業と、同質の集まりの中で訓練をまったくしていない企業とでは、極めて大きな差が生まれてしまう。

・すでに企業は自分がどの国に所属するかというような枠組みをとっくに離れ、国境を自由にまたいでボーダレスな世界で活動を送っている。変化のスピードについていくために、生産性の効率化のみならず、意思決定を速くする組織の効率化がますます図られていくだろう。これは企業が新しい経済の中で勝ち残っていくうえで、当然求められることだからだ。

・新しい世界では、企業に所属する人間であっても、個人としての能力が求められるようになる。物事の本質を見抜き、自らの力で問題を解決する力、新しいアイデアを生み出したり、新規事業を立ち上げたり、あるいはライバル企業を打ち負かす戦略を立てる力がなければ、所属する企業からも退場を迫られる時代になるだろう。

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「その問題の原因は何か」「本当の原因とは」「そのものが持つ本質的な機能は何か」などの質問や、「実行力」「現場での検証」など行動を意味する重要なメッセージは、我々一人ひとりが認識しておくべき原理・原則だと感じます。


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2011年11月13日

桑田真澄「試練が人を磨く」1

「試練が人を磨く 桑田真澄という生き方」
桑田真澄著
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読み返しております。
桑田真澄さんの思考と行動から、学びを書き記しておきます。


「まえがき ―文庫出版にあたって」より

・ある日、気が付いたのです。自分は、エースでいることが好きなのではなく、野球が好きなのだと。成績が伸びなくても、自分が努力していることが、好きだったのです。

・野球を通じて、自分を磨かせていただいた。


「”人間力を磨く“」より

・生きる目的は、自分を磨くことだと僕は思う。
 だから試練や困難は、僕に与えられた砥石なのだ。自分を磨くための砥石。僕はいつもそう思っている。どんなことにでも、常にポジティブに向かっていくのは、ひたすら自分を磨くためだ。

・僕は、結果よりもプロセスが大事だと思っているのだ。

・易しい道と険しい道とがあったら、僕は険しい道を選ぶ。(略)
 《急がば回れ》なのだと思う。

・改めて振り返ってみると、いつも難しい、険しい道を選んでこれたから、今の自分があるんだと思わずにいられない。
 自分を磨く、僕はとくに《人間力を磨く》ということを常に考えている。

・人間力というのは、すべてのことにありがたいと思える心を持ち、いつも毅然とした態度で、常に気持ちが大きく、何ともいえない大きさを感じさせる人間に、備わっているもの。(略)
 だから人間力に到達点はない。無限だ。限界がない。そこに少しでも近づきたい。

・僕たちの仕事というのは、あした怪我をして野球生命が終わりになるかもしれない、そういう仕事だ。もしそうなっても僕は悔いがない。自分なりにトレーニングも考え、いろいろなものを勉強して、毎日精一杯生きて、それでもあした怪我をして体が使えなくなって、野球をやめろと宣告されても、悔いはない。
 悔いが残るような生き方はしたくないし、していないつもりなのだ。だから自分を磨くこと、人間力を高めることに、とにかく日々集中して生きていきたいと思う。


「T 野球を通して自分を磨く」より

・左肘を前で締めると力の入り方が全然違う。腕というのは、必ず体の前で使うのがいい。

・左肘を前でクッと締めることで、球を離すタイミングもクッと合って、ボールがビューンと伸びて行くのだ。
 太極拳も研究した。
 太極拳はすべてが円運動だ。円を描きながら脚を上げて、円を描きながらステップする。腕も円運動で前に出して投げる。

・《第一感で投げなさい》
 《常に第一感を忘れるな》

・僕はいつも、感謝しながら野球をやっている。

・《目の前に起こったことは、すべてパーフェクトなのだ》

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桑田さんが野球を通じて身につけた「心構え」「氣持ちの持ち方」が語られており、その一言ひとことに人間としての幅広さと奥行き深さを感じさせられます。
 桑田さんが現役時代に様々な困難に直面し、その都度それを乗り越えて多くの人に感動を与えるプレーを続けてきただけに、余計に「出来事に対する意味づけ」の大切さを感じますし、その姿勢に共感致します。


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